ここからは、実際の開発で何を作っていったのかを、少し振り返ってみます。
それは、コンピュータが勝手に理解して展開するという意味でフレームワーク上に書かれた「人間の為の読みものを展開する」=可視化の手法の一つで、他にPHPなども候補の一つだったんですが、あまりにサーバーシステムよりの道具なので、もっとどんな特定のシステムによらず専門性がなくとも簡単に設置できて、実体化できるものという選択肢で残ったものだったんです。
その昔、htaというフロントエンドツールでデスクトップ上の簡単なプログラムをつくることができたのですがこれにはhtmlとVBScriptもしくはJavaScriptで作ることができたんです。ファイルを読み書きというところはVBScriptの方が便利でExcelやらWordやら外部的に読み込ませたりとする以外は、JavaScriptで組んでおいた方が最悪ブラウザ上で実行可能な環境を構築できることから、二通りの組み方で仕事用ツールを作ったりしていたという経緯もあり、htmlとVBScript(+VBA)とJavaScriptと生き残ってきたものだったようです(少なくとも私の中では)。
そんなVBScriptは2027年頃にWindowsから完全に削除する予定だとも聞きます。VBScript+VBA時代も終焉なのですが、ここ数年でJavaScriptの方は大きく姿を変えていました。ECMAScriptに標準化や巨大なライブラリの出現やらNode.jsやら門外漢の私でもその風だけは受け取っていました。
ここまで、なぜこのシミュレーターを作ったのか、何を計算するのか、そしてどう設計するのか、WordPressにせよCMSだとしても、手書きでWebページを作るにしても、htmlという共通のフレームワーク(?)があって、現代的にはDOMという魔法によって表示を書き換えてしまい、それをゴニョゴニョやるためにはJavaScriptを使う。「ゴニョゴニョやる」というのは「プログラム」のことで、本来は『計算』であって、そもそも制度を可視化したらシミュレーターになっていきました。
最初に形になったのは、料金の一覧表と、施術部位を選択するための人体図という形で制度の可視化を試みたのでした。
この二つは、どちらが先というより、ほぼ同じ時期に作っていました。
そして、そもそもの目標として自分のサイトに置く負担割合による可変料金一覧表でした。
そして、部位を選択するときに「1部位、2部位……」と数字だけ選ばせるのも、訪問施術の現場で使うものと、いうより誰でも制度を可視化してみてもらうために人体図という形を借りました。
だから、人体図から形式的になってしまいましたが部位を選択できるように意図的に配置したわけです。
利用者の目線は違うもののその両極端な可視化を一つのプログラムで実現しようとしていたという経緯があります。計算関数の共通化や制度面から見た変数・関数モジュール化を意図的に行って、別の流れでも共通化した関数を使いまわせるように構成していきました。
